今回の記事は、TEKWIND様のご提供でお届けしています。
「AKRacingってプロ向けで高そう…」「Eclairって他と何が違うの?」 そんな疑問を持ちながら、実際にAKRacing Eclairを1ヶ月使ってみた筆者が、 組み立てから使用感、気になった点まで本音でレビューします。
写真付きでわかりやすく紹介しているので、 「初めてのゲーミングチェアを探している方」や「小柄な体型に合うモデルを探している方」はぜひ参考にしてください!
AKRacing Eclairとは?シリーズの位置づけと特徴

AKRacingといえば、eスポーツ大会やプロゲーマーにも採用される高品質なゲーミングチェアブランド。その中でもEclair(エクレール)シリーズは、ミドルレンジモデルとして展開されており、価格・快適性・デザインのバランスに優れた製品です。
Eclair最大の特徴は、ホワイトを基調とした柔らかいデザインと、パステル調の差し色。ゲーミングチェアにありがちな“ゴツさ”を抑えつつ、リビングや書斎にも自然に溶け込むインテリア性を持っています。
上位モデルと同等のリクライニング機構や高密度ウレタン、静音キャスターなどを搭載しています。また、Amazonの大型セールでセール対象になる場合があるため、お得に購入したい方は定期的にAmazonをチェックすることをおすすめします。
さらに、イメージキャラクターには女優の本田翼さんが起用されており、ブランドの親しみやすさや信頼感もアップ。CMを見て「これなら部屋に置いてもいいかも」と感じた方も多いのではないでしょうか。
🎥 本田翼さん出演のAKRacing公式CM
- 「いいチェア、わたしの毎日。」篇(30秒)
製品スペック・外観|コンパクトで日本人にちょうどいいサイズ感

AKRacing Eclairは、見た目の柔らかさとは裏腹に、しっかりとした基本性能を備えた本格派のゲーミングチェアです。 まずは、主なスペックをざっくりとご紹介します。
主なスペック(公式情報より)
価格 | 税込 53,120円(公式直販) ※Amazonにて大型セール対象の場合は、お得に購入できることも |
カラー展開 | ホワイト基調+差し色(オレンジ/ブルー/ピンク/グリーン) |
座面高 | 約30.5〜38cm(ガスシリンダー調整) |
背もたれ高さ | 約93cm |
リクライニング角度 | 最大180° |
耐荷重 | 150kg |
本体重量 | 25kg |
素材 | 高耐久PUレザー+高密度モールドウレタン |
箱の寸法 | 88.5 × 68 × 39㎝ *(W) x (D) x (H) |
保証期間 | 5年間(一部部品を除く) |
サイズ感は?小柄な人にもフィットしやすい
Eclairは、AKRacingの中でも比較的コンパクトな設計で、日本人の体型にフィットしやすいのが特徴です。 特に座面高が30.5cmからと低めに設定されているため、身長が低めの方でも足がしっかり床につきやすく、安定した姿勢がとれます。
部屋に置いたときの圧迫感が少ないのも好印象。 狭めの書斎やワンルームでも使いやすいサイズ感です。

デザインは?ゲーミングチェアらしさを抑えた柔らかい印象
ホワイトを基調にしたカラーリングは、ゲーミングチェアにありがちな“黒×赤”のような重たい印象を払拭。 差し色もパステル調で、女性の部屋やナチュラル系インテリアにもなじみやすいです。
「オールホワイトモデルがあればもっと人気が出そう」と感じるほど、デザイン性の完成度は高め。 ゲーミングチェア=ゴツいというイメージを覆してくれる、やさしい存在感が魅力です。
開封・組み立てレビュー|一人でもスムーズに組み立て可能

AKRacing Eclairは、届いたときの梱包サイズがかなり大きめ。 特に2階や狭い廊下を通す場合は、箱のまま運ぶのではなく、中身をパーツごとに取り出して運ぶのが正解です。
組み立ては一人でも問題なし。一人作業で約40分!
筆者はこれまでに複数のゲーミングチェアを組み立ててきましたが、Eclairはその中でも特にスムーズに組み立てられたモデルでした。 一人作業で約40分ほど。重たいパーツもありますが、工程自体はシンプルで迷うことはありません。


写真付きマニュアルが“感動レベル”にわかりやすい
特筆すべきは、付属の組み立てマニュアルの親切さ。 各ステップが写真付きで丁寧に解説されており、ネジの種類や順番も明確。 「これ、初めての人でも絶対に組み立てられるやつだ…!」と感動しました。
組み立てマニュアルはこちらで閲覧することができます。(わかりやすいですよ!)

手順通りに進めていくだけで、気がつけば自然と完成していました。


組み立てが不安な人には完成品配送も
「それでもやっぱり不安…」という方には、公式直販サイトで“完成品配送オプション”を選ぶことも可能。 追加料金はかかりますが、届いてすぐに使えるのは大きな安心材料です。

使用感レビュー|座り心地・リクライニング・細部の快適性まで

AKRacing Eclairを1ヶ月使ってみて感じたのは、「見た目以上にしっかりしていて、長時間座っても疲れにくい」ということ。 ここでは、各パーツごとに実際の使用感を詳しくレビューしていきます。
なお、筆者の身長は180cmです。
座面|適度な硬さで体圧分散◎。座面は広くあぐらもかける!
座面はやや硬めの高密度モールドウレタン。 沈み込みすぎず、しっかりと体を支えてくれる感覚で、長時間の作業やゲームでも疲れにくい印象です。 表面のPUレザーもサラッとしていて、夏場でも蒸れにくいです。
リクライニングしてもPUレザーにほどよい摩擦があるため、座った姿勢が安定し、おしりが滑りにくいのが嬉しいポイントです。

座面が広めなので、あぐらをかいてリラックスした姿勢でプレーしたい方にもぴったりです。

リクライニング|180°まで倒しても安定感バツグン
Eclairは最大180°まで無段階でリクライニング可能。 実際にフルで倒してみても、台座がしっかり安定していて、後ろに倒れるような不安感は一切なし。
さらに、レバー操作の機構もしっかりしており、スムーズかつ確実にリクライニングできる点も高評価ポイント。

ちょっとした仮眠やストレッチにもぴったりです。

ランバーサポート&ヘッドレスト|厚みがあり、自然にフィット
付属のクッションはどちらも厚すぎず薄すぎず、柔らかすぎず硬すぎずの絶妙なバランス。 ランバーサポートは上下に位置調整できるので、自分の腰にぴったり合う位置を見つけやすいです。

ヘッドレストも首のカーブに自然に沿ってくれて、リラックス時に心地よい支えになります。

アームレスト|調整は最小限だが、置き心地は良好
組立後は、アームレストは高さのみの調整が可能であり、前後・左右・回転といった4D調整には非対応。 ただし、横幅の調整を行いたい場合は、座面裏のネジを開け締めすることで対応可能です。
さらに、表面がほんのり柔らかく、腕を置いたときの当たりが優しく快適です。

4D調整を使いたい人には、別売りの4Dアームレスト(AKR-4D/ARMREST)も選択肢になります。
ロッキング機能|自然な揺れでリラックス
座面ごとゆらゆら揺れるロッキング機能も搭載。 作業の合間に軽く体を動かしたいときや、リラックスしたいときにちょうどいい揺れ感です。
ロッキング機能は、右側のレバーを押し込むと「OFF」、外側に引くと「ON」することができます。

キャスター・脚部|静音性と安定感あり
キャスターはスムーズかつ静音性が高く、フローリングでもキュルキュル音が鳴らないのが好印象。 脚部も金属製でしっかりしており、全体の安定感に貢献しています。

サイズ感と設置性|コンパクトで圧迫感なし

ゲーミングチェアを選ぶうえで意外と重要なのが「部屋に置いたときの存在感」。 AKRacing Eclairは、ゲーミングチェアとしては比較的コンパクトな設計で、狭めの書斎やワンルームでも圧迫感を感じにくいのが大きな魅力です。
日本人の体型にフィットするサイズ感
座面高は約30.5〜38cmと、AKRacingの中でも低めの設計。 そのため、身長が低めの方でも足がしっかり床につきやすく、自然な姿勢を保ちやすいです。 背もたれの高さや横幅も過剰に大きすぎず、体格に合ったフィット感が得られます。

Corsair T3 Rushとの比較:ひと回り小さくて扱いやすい
筆者が以前使用していた「Corsair T3 Rush」と比べると、Eclairはひと回りコンパクト。 T3 Rushは座面高が約48〜58cmと高めで、全体の高さも127〜137cmとやや大柄。 一方、Eclairは座面高30.5〜38cm、全高123.5〜131cmと低めで、部屋を圧迫しにくいサイズ感が印象的でした。

設置性も◎。リビングや書斎に自然になじむ
デザインが柔らかく、カラーも明るいため、「いかにもゲーミングチェア」という主張が少ないのもポイント。 リビングに置いても違和感がなく、インテリアの一部として自然に溶け込んでくれます。

デザイン・インテリア性|“ゲーミング感”を抑えたやさしい存在感

AKRacing Eclairの魅力は、性能や快適性だけではありません。 インテリアになじむデザイン性の高さも、他のゲーミングチェアと一線を画すポイントです。
ホワイト基調+差し色が映える、明るく柔らかな印象
Eclairは、全体がホワイトを基調としたカラーリングで、差し色にパステル調のオレンジ・ブルー・ピンク・グリーンが選べます。 この配色がとても上品で、ゲーミングチェアにありがちな“黒×赤”のような重たさがありません。
「ゲーミングチェア=男っぽい・無骨」というイメージを持っていた方にもおすすめできるデザインです。
ロゴの存在感はやや強め?好みが分かれるポイント
一点だけ気になったのは、正面から見たときにロゴが3箇所(背もたれ・ヘッドレスト・ランバーサポート)に入っていること。 個人的には、ヘッドレストやランバーサポートはロゴなしの方がよりミニマルで好みでした。 とはいえ、ブランドのアイデンティティとしては自然な範囲とも言えます。

オールホワイトモデルがあればさらに人気が出そう
現在は差し色付きの4色展開ですが、完全なオールホワイトモデルがあれば、よりミニマル志向のユーザーやインテリア重視派にも刺さると感じました。 清潔感や統一感を求める人にとっては、さらに魅力的な選択肢になるはずです。
まとめ・おすすめポイント|“ちょうどいい”を求める人に最適な一脚

AKRacing Eclairを1ヶ月使ってみて感じたのは、「ちょうどいい」のバランス感覚がとても優れているということ。 高級すぎず、安っぽくもなく。大きすぎず、小さすぎず。 そんな絶妙なポジションにあるからこそ、初めてのゲーミングチェアとしても、長く使う作業用チェアとしても安心して選べると感じました。
✔️ Eclairをおすすめできる人
- 小柄な体型で、座面の高さが合うチェアを探している人
- リビングや書斎に置いても違和感のない、柔らかいデザインを求める人
- 組み立てが簡単で、初めてでも扱いやすいモデルを探している人
- 本田翼さんのCMで気になっていた人(←意外と多いはず)
- おおよそ5万円でAKRacingを所有する満足感を得たい人
✔️ 特に印象に残ったポイント
- 写真付きマニュアルが感動レベルにわかりやすく、組み立てがスムーズ
- フルリクライニングしても台座が安定していて安心感がある
- PUレザーの質感がしっとりとしていて高級感があり、長時間座っていても心地よい
- ランバーサポートとヘッドレストは、ほどよい硬さと厚みで、腰や首をやさしく支えてくれる
- 差し色のデザインがやさしく、インテリア性が高い
- 5年保証付きで、長く安心して使えるのも嬉しいポイント
- Amazonにて大型セール対象の場合はお得に購入できることもあり、コスパと所有感の両立ができる
以上が、AKRacing Eclairを実際に使って感じたリアルなレビューです。 「ゲーミングチェアは気になるけど、部屋に合うか不安…」という方にこそ、ぜひ一度チェックしてみてほしい一脚です。
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